出来損ないの水曜日

結局ネット上から自分自身を消すということは
難しいらしい。
ネットから「水神 亮」という存在を
殺すことはできなかった。
あと、自分の暗い部分を吐き出すためにも
日記を書いていこうと思う。
どうせ誰も見てないし。
期待してもその分だけ裏切られる。
年末年始で家の中が慌しい。
午前中は買い物に付き合わされた。
ガソリンスタンドで洗車すると追い出されたので
外で待ってたらアルバイトの兄ちゃんたちが
何か言いながら大爆笑してこっちのほうに近づいていって
去っていった。
私、そんなにおかしいだろうか。
いつも、そうやってどこか現実からずれてると笑いもの。
あの兄ちゃんたちもそんな部分をみて私のことを笑ったのだろうか。
私もここぞとばかりに、いろいろ出てきたものを
紙ごみで風呂の焚き物に焼いた。
大学時代の試験対策のノートとか
PbWのキャラのイラストとか。
会社の資料とか。
まとめて焼いてたら、調子が悪くなったみたいで
煙が逆流してきた。
釜の調子が悪いらしい。
大掃除で忙しいから親に即バレ、使えない呼ばわり
された。
いつものことだ。
現実とのジレンマを感じると頭が痛い。
鈍い痛み。
外面では治ったように明るく振舞い
こうやって一人になると鬱屈と吐き出す。
そのジレンマ。
結局自分は欠陥商品でしかないのだ。
どうせそんなもん。そう思わないと生きていけない。
自殺ができないのなら
死ぬのを待つだけ。ただそれだけのためにここにいる。
でも、復帰するにあたって決めたことがある。
期待なんてしないこと
人と深く係わり合いにならないこと。
やるときは常に単独行動。
人間関係の崩れがダイレクトに精神にダメージを与えるのは
わかってるから。刃から身を護るための自衛手段。
もし、これを知り合いが読んでいたら
そんなことはない、と止めてもらうのをいままで期待していた。
ネットでは言葉しか届かない。
どう思われているかなんて言われないとわからないから。
だから、もう期待などしない。
したらその分倍になって自分に刃になって帰ってくる。